家庭教師の料金相場は?学生とプロ、学年別の1時間あたりと年間総額
結論
公式で料金を確認できた会社では、授業料だけの1時間あたりは中学生で1,500円〜13,200円と大きな幅があります(2026年11月3日確認)。
入会金・管理費・基本料金まで足した年間総額は、中学2年・週1回90分で約16.6万円〜約97万円。時間単価の安い会社が、毎月の管理費で総額では高くなることもあります。
相場は「1時間いくら」ではなく、同じ条件の年間総額で比べるのが確実です。
家庭教師の料金は何で決まる?
家庭教師の料金は、ほとんどの会社で次の4つの組み合わせです。
- 授業料:30分あたり・1時間あたり・週1回の月謝など、表し方は会社ごとに違います。
- 毎月の固定費:管理費・基本料金・システム料・学習サポート費など。授業の回数に関係なくかかります。
- 入会金:0円の会社から2万円前後の会社まであります。
- 教材費・交通費・季節講習:教材の販売なしと明記する会社もあれば、テキスト代が別途の会社もあります。訪問の場合は交通費がかかることがあります。
広告や比較サイトでは「1時間〇円〜」と授業料だけが目立ちますが、保護者が実際に払うのは1〜4の合計です。そこでこの記事では、公式ページで確認できた料金だけを使って、授業料の1時間あたりと年間総額の両方を並べます。
1時間あたりの授業料の相場は?
公式で料金を確認できた会社の、1時間あたりの授業料(30分単価×2、または月謝から計算)です。
| 会社/プラン | 形式 | 講師 | 小5(1時間) | 中2(1時間) | 高2(1時間) | 毎月の費用(月額) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| オンライン家庭教師GIPS 学生・社会人講師 | オンライン | 学生講師 | 1,980円 | 1,980円 | 1,980円 | 基本料金7,678円(中2の例) |
| オンライン家庭教師GIPS プロ講師 | オンライン | プロ講師 | 2,750円 | 2,750円 | 2,750円 | 基本料金7,678円(中2の例) |
| オンライン家庭教師e-Live ランクC(最も安いランク) | オンライン | 講師区分なし | 2,640円 | 3,740円 | — | システム月額基本料2,970円(月4コマ以上)(中2の例) |
| オンライン家庭教師e-Live ランクB | オンライン | 講師区分なし | 3,740円 | 4,840円 | — | システム月額基本料2,970円(月4コマ以上)(中2の例) |
| オンライン家庭教師e-Live ランクA | オンライン | 講師区分なし | 4,840円 | 5,940円 | 5,940円 | システム月額基本料2,970円(月4コマ以上)(中2の例) |
| オンライン家庭教師e-Live ランクS | オンライン | 講師区分なし | 5,940円 | 7,040円 | 7,040円 | システム月額基本料2,970円(月4コマ以上)(中2の例) |
| オンライン家庭教師eFFISAGE 授業内容のレベル別クラス(当サイトが学年・目的から仮に当てはめ) | オンライン | 講師区分なし | 5,060円 | 6,050円 | 7,260円 | なし(中2の例) |
| 家庭教師のラスト ベーシック(学生・社会人) | オンライン | 学生講師 | 6,050円 | 6,600円 | 8,250円 | なし(中2の例) |
| 家庭教師のラスト アドバンス(実績ある講師) | オンライン | プロ講師 | 8,800円 | 8,800円 | 11,000円 | なし(中2の例) |
| 家庭教師のラスト マスター(最上位講師) | オンライン | プロ講師 | 13,200円 | 13,200円 | 16,500円 | なし(中2の例) |
| 家庭教師の銀河 通常指導 | オンライン | 講師区分なし | 2,750円 | 2,750円 | 3,630円 | なし(中2の例) |
| トウコベ(東大生のオンライン個別指導) 東大生などの講師(学生) | オンライン | 学生講師 | 5,060円 | 5,060円 | 5,940円 | 学習サポート費3,850円(中2の例) |
| 家庭教師のガンバ(訪問) 訪問指導 | 訪問 | 講師区分なし | 2,000円 | 2,000円 | 2,250円 | なし(中2の例) |
| 家庭教師のガンバ(オンライン) オンライン指導(管理サポート費プラン) | オンライン | 講師区分なし | 1,500円 | 1,500円 | 2,000円 | 管理サポート費12,100円(中2の例) |
| 家庭教師のサクシード 訪問指導(公式の最低額) | 訪問 | 講師区分なし | 3,080円〜 | 4,070円〜 | 5,280円〜 | なし(中2の例) |
| ウィズスタディ(オンライン個別指導塾) スタンダード(1科目・個別授業 週60分) | オンライン | 講師区分なし | 対象外 | 月24,750円 | 月25,520円 | システム利用料4,400円(中2の例) |
| ウィズスタディ(オンライン個別指導塾) プレミアム(1科目・個別授業 週120分) | オンライン | 講師区分なし | 対象外 | 月34,650円 | 月35,200円 | システム利用料4,400円(中2の例) |
| オンライン大学受験塾プロイゴ テスト対策コース | オンライン | 学生講師 | 対象外 | 対象外 | 月35,200円 | なし(高1の例) |
| オンライン大学受験塾プロイゴ 大学受験対策コース | オンライン | 学生講師 | 対象外 | 対象外 | 月47,300円 | なし(高1の例) |
| オンライン大学受験塾プロイゴ 難関大学対策コース | オンライン | 学生講師 | 対象外 | 対象外 | 月82,500円 | なし(高1の例) |
授業料は1時間あたり(公式の30分単価×2、または月謝表から計算)。月額固定・コース料金は月額で表示。定期テスト対策の料金(中学受験・大学受験で単価が変わる会社は会社別ページ)。2026-11-03確認・税込。
中学2年生で見ると、いちばん低いのはガンバ(オンライン)の1,500円、いちばん高いのは家庭教師のラストのマスターの13,200円で、約9倍の差があります。学生講師の時間単価型(GIPSの学生・社会人講師1,980円、ガンバ訪問2,000円、家庭教師の銀河2,750円)が2,000円前後、講師ランク制の上位やプロ講師が5,000円以上、という分布です。
ただし、ガンバのオンラインは時間単価が安い代わりに、中学生は管理サポート費が月12,100円かかります。GIPSも学年別の基本料金(中1・2は月7,678円)がかかります。時間単価だけで「相場より安い」と判断すると、総額で逆転することがあります。
年間総額で比べると相場はいくら?
同じ条件(中学2年・定期テスト対策・週1回90分・12か月)で、入会金と毎月の費用まで足した年間総額です。
| 会社/プラン | 総額(安いプラン〜高いプラン) | 1時間あたり(総額÷時間) | 月平均 | 公式で金額を確認できない費用・計算できない理由 |
|---|---|---|---|---|
| 家庭教師のガンバ(訪問) 訪問指導/訪問 | 166,000円 | 2,306円 | 13,833円 | テキスト代または管理・サポート費・預り金16,000円の扱い |
| 家庭教師の銀河 通常指導/オンライン | 209,000円 | 2,903円 | 17,417円 | テキスト代 |
| オンライン家庭教師GIPS 学生・社会人講師/オンライン | 234,696円 〜290,136円(プロ講師) | 3,260円 | 19,558円 | — |
| 家庭教師のガンバ(オンライン) オンライン指導(管理サポート費プラン)/オンライン | 253,200円 | 3,517円 | 21,100円 | 入会金 |
| 家庭教師のサクシード 訪問指導(公式の最低額)/訪問 | 293,040円 | 4,070円 | 24,420円 | 入会金・交通費 |
| オンライン家庭教師e-Live ランクC(最も安いランク)/オンライン | 304,920円 〜542,520円(ランクS) | 4,235円 | 25,410円 | 入会金 |
| トウコベ(東大生のオンライン個別指導) 東大生などの講師(学生)/オンライン | 430,320円 | 5,977円 | 35,860円 | — |
| オンライン家庭教師eFFISAGE 授業内容のレベル別クラス(当サイトが学年・目的から仮に当てはめ)/オンライン | 435,600円 | 6,050円 | 36,300円 | 入会金・システム料の有無 |
| 家庭教師のラスト ベーシック(学生・社会人)/オンライン | 495,000円 〜970,200円(マスター(最上位講師)) | 6,875円 | 41,250円 | 管理費の有無・金額 |
| ウィズスタディ(オンライン個別指導塾) | — | — | — | この学年・目的・時間の料金を公式で確認できない |
| 学研の家庭教師 | — | — | — | 料金を公式で確認できない |
| 家庭教師のグッド | — | — | — | 料金を公式で確認できない |
| オンライン家庭教師マナリンク | — | — | — | 料金を公式で確認できない |
| 家庭教師のナイト | — | — | — | 料金を公式で確認できない |
| スタディコーチ | — | — | — | 料金を公式で確認できない |
| ティントル(不登校専門オンライン個別指導) | — | — | — | 料金を公式で確認できない |
| 家庭教師のわっふる | — | — | — | 料金を公式で確認できない |
条件:中2・定期テスト・苦手対策・週1回90分・12か月(1か月=4週)。総額=入会金+授業料+管理費・基本料金など毎月の費用(+季節講習・交通費)。各社公式ページで2026-11-03に確認した料金(税込)で当サイトが計算。公式で金額を確認できない費用は含めていません。
公式で確認できた費用だけで、約16.6万円から約97万円まで広がりました。ここに、公式で金額を確認できない費用(入会金が「別途」とあるが金額がない、テキスト代が別途など)が加わる会社もあるので、表の右端の列も見てください。
月平均にすると、低い方は1万円台、学生講師の時間単価型で2万〜3万円台、上位の講師ランクやプロ講師で4万円以上です。家庭教師の銀河は公式に「月々の費用としては2万円前後」、eFFISAGEは「平均月謝は20,000円前後」と書いており、週1回程度の利用なら月2万円前後が一つの目安と言えます。
学生講師とプロ講師の差はどのくらい?
講師の種類で料金を分けている会社は多くありません。公式で区分が確認できたのは次の会社です。
| 会社 | 学生講師 | プロ講師 | 差 |
|---|---|---|---|
| GIPS(30分) | 990円 | 1,375円 | 約1.4倍 |
| 家庭教師のラスト(中学生60分・月4回) | 26,400円(ベーシック) | 35,200円(アドバンス)/52,800円(マスター) | 約1.3〜2倍 |
※税込、2026年11月3日確認。ラストの区分名は公式の表記。
一方で、ガンバ(訪問)のように「大学名や指導実績で時給は変わらない」と書く会社や、e-Liveのように学生・プロではなく講師ランク(大学・学部、指導可能科目数、家庭からの評価などで決まる)で分ける会社もあります。講師の選び方は学生講師とプロ講師の選び方で整理しています。
学年が上がると料金はどう変わる?
学年で単価が変わるかどうかも会社によって違います。
- 変わらない:家庭教師の銀河(受験学年でも基本の指導料金は同じ)、ガンバの訪問(小・中学生は一律、高校生は一律)
- 学年で上がる:トウコベ(中1〜2は30分2,530円、中3は2,585円、高3・既卒は3,080円)、GIPSの基本料金(小1・2年の月3,278円から高校生(大学受験)の10,978円まで)
- 目的で上がる:中学受験をする小学生は、トウコベ・GIPS・ガンバ(オンライン)で単価や基本料金が上がります
受験学年では回数や時間も増えやすいので、中学受験・高校受験・大学受験の記事で、受験期の条件の総額も出しています。
文部科学省の調査と比べると?
文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」では、補助学習費(塾・家庭教師・通信教育など)の年平均と、そのうちの「通信教育・家庭教師費」が学年別に出ています。
| 学校・学年 | 補助学習費(年) | うち通信教育・家庭教師費 | うち学習塾費 | 補助学習費の月あたり |
|---|---|---|---|---|
| 公立小学校(全学年) | 112,485円 | 21,976円 | 75,194円 | 9,374円 |
| 私立小学校(全学年) | 366,436円 | 57,543円 | 259,492円 | 30,536円 |
| 公立中学校1年 | 172,481円 | 21,021円 | 133,647円 | 14,373円 |
| 公立中学校2年 | 249,354円 | 20,606円 | 213,759円 | 20,780円 |
| 公立中学校3年 | 390,200円 | 22,101円 | 341,220円 | 32,517円 |
| 公立高校(全日制)1年 | 140,247円 | 14,509円 | 89,760円 | 11,687円 |
| 公立高校(全日制)2年 | 182,074円 | 10,371円 | 148,775円 | 15,173円 |
| 公立高校(全日制)3年 | 285,156円 | 22,374円 | 206,454円 | 23,763円 |
文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」調査結果の概要(令和8年1月16日差替)表5・表6。支出していない家庭も含めた平均(家庭教師を使う家庭だけの平均ではありません)。月あたりは当サイトが÷12で計算。
公立中学校2年生の「通信教育・家庭教師費」は年20,606円で、上で計算した家庭教師の年間総額よりずっと低い金額です。これは家庭教師を使っていない家庭も含めた平均で、通信教育の費用も一緒に入っているためです。調査は「家庭教師を頼んだら平均いくらか」を示すものではないので、相場の目安には各社の公式料金で計算した総額の方が使えます。塾との比較は家庭教師と塾の費用比較にまとめています。
相場より高い・安いはどう判断する?
見積もりをもらったら、次の順で確認すると判断しやすくなります。
- 見積もりの授業料を1時間あたりに直す(30分単価なら×2、月謝なら÷月の時間数)
- 管理費・入会金・教材費を足して年間総額にする
- 計算ツールで同じ学年・回数・時間の他社の総額と並べる
- 差が大きいときは、講師の種類・授業の中身・教材の要否のどこに差があるかを体験で確認する
時間単価だけが安く、教材費が高額になるケースは、自治体の消費生活センターにも相談が寄せられています(高額教材トラブル)。
見積もりを1時間あたりに直すには?
見積もりや広告の料金は、表し方がそろっていません。次の例のように、すべて「1時間あたり」と「年間総額」に直してから比べます(数字は計算の例)。
- 30分単価で書かれている(例:30分1,375円)→ ×2で1時間2,750円。週1回90分なら月6時間で16,500円
- 週1回の月謝で書かれている(例:60分×月4回で26,400円)→ ÷4時間で1時間6,600円
- 1科目の月額で書かれている(例:個別授業 週60分+面談で月24,750円)→ 月4時間で割ると1時間約6,200円(面談の時間を含めれば下がる)
- 毎月の固定費がある(例:基本料金 月7,678円)→ 授業時間で割って1時間あたりに足す。週1回90分(月6時間)なら1時間あたり約1,280円の上乗せ
こうして直すと、広告では安く見えた会社が、固定費を入れると平均的になったり、逆に月謝が高く見えた会社が、教材や管理費がない分だけ総額では差が小さくなったりします。当サイトの計算ツールは、この計算を学年・回数・時間に合わせて自動で行います。
よくある質問
- 家庭教師の1時間あたりの料金相場は?
- 公式で確認できた範囲では、中学生の授業料だけで1時間1,500円〜13,200円です(2026年11月3日確認)。時間単価型の学生講師は2,000円前後から、講師ランクの高いプランやプロ講師は5,000円を超えます。
- 学生講師とプロ講師でどれくらい違う?
- 区分を公式で分けている会社では、GIPSが1時間1,980円と2,750円(約1.4倍)、家庭教師のラストの中学生が6,600円(ベーシック)と8,800円・13,200円(アドバンス・マスター)でした。
- 年間でどのくらいかかる?
- 中学2年・週1回90分・12か月なら、公式で確認できた費用だけで約16.6万円〜約97万円です(当サイトの計算)。文部科学省の調査では、公立中学校2年生の「通信教育・家庭教師費」の平均は年20,606円ですが、これは使っていない家庭も含めた平均です。
- 学年が上がると料金は上がる?
- 上がる会社と変わらない会社があります。家庭教師の銀河とガンバ(訪問)は受験学年でも料金が変わらないと書かれ、トウコベは中3や高3で単価が上がります。
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出典・確認した情報
- GIPS 料金について(2026-11-03確認)
- 家庭教師のラスト 授業料(2026-11-03確認)
- e-Live 指導料金(2026-11-03確認)
- トウコベ 特定商取引法に基づく表記(2026-11-03確認)
- 家庭教師の銀河 指導コース・料金(2026-11-03確認)
- 家庭教師のガンバ 料金について(2026-11-03確認)
- 家庭教師のガンバ オンライン家庭教師(2026-11-03確認)
- 家庭教師のサクシード 料金のご案内(2026-11-03確認)
- 文部科学省 令和5年度子供の学習費調査 調査結果の概要(2026-11-03確認)